“白山の恵み”と雪について。 56

isikawanokinsan2007-01-25

午前中2時間ほど、“白山青年の家”で行われた地元観光ボランティアガイドの定例会に出席、新年度の事業計画について議論を交わし、午後は仕事で金沢の繁華街香林坊の百貨店へ、少しトラブルもあり帰りは遅くなってしまった。


夜は山麓の商工会関係の会合があるので、直接金沢より山麓の旧鳥越村(現白山市)にある“バードハミング鳥越”へと急いだ。途中わずかに日陰に雪は残るものの田んぼには雪は無い。そう言えば昨年この村は、家屋の倒壊が亡くなった人も出た所だ。いったい今年の冬はどうなったのか?・・・
今は雪も無くすごし易いし除雪費も要らないので大変助かるが、白山麓に降る雪は大切な水資源でもある。雨はすぐ川に流れ海に注いでしまうが、白山に積もった春の訪れとともに、少しずつ解け水となって平野を潤すのだ。言わば大きな水がめで大切な役目をしている。雪が降らないことはイコール夏の水不足につながる。今まで幸いなことに白山麓は水不足はほぼ無いようだ。
これも“霊峰白山”の恵みで有る。又地元の人は決して忘れてはならないのは、白山は秋には“台風”を防ぐ大きな役割もしている。ちなみに石川県は富山県と同じく雪を除けば自然災害のもっとも少ない県である。


今、日本は健康ブーム食の安全性が言われ、高価なサプリメントが売れる時代だが、ここ白山麓では商工会が中心になり、昨年夏より“白山麓・賑わい創出事業”に取り組んだ
テーマは『白山麓で健康づくり』 食・温泉・自然など豊富な白山麓ならではの記事も多い、地元の素人の人たちが知恵を絞り、試行錯誤しながらようやくこれを紹介するホームページ 『白山の恵み“健康”』 がほぼ出来あがった。正式には2月末UPでテスト中だが今でも見れる。
私もオブザーバー的立場で絡んだが、大変参考になるので紹介したい、是非一度覗いてみるのも良いと思う。今後私もブログの形で機会を見つけ『石川の金さん』 なりに違った面も順次紹介していきたい。

この打ち合わせ会場で私がいつも間違えるのがここの“トイレ”である。どちらが
男なのか女なのか一瞬いつも迷う、扉が面白いので写真で紹介する。(再発見!こんなのあっても面白くていい、でもわざと間違えて女性のトイレには入るな!


☆白山の恵み『健康』HPアドレス http://hakusan-no-megumi.jp/ 


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★一口メモ
【旧鳥越村白山市)】県南部に位置し、大日川が村の中央部を、平行して手取川が村の北東部を流れる小松市と接する山に囲まれた山村。明治40年河野・吉原・別宮三村が合併し鳥越村となる。昭和24年能美郡から合併し石川郡に編入、平成の合併で白山市となる。村の産業は稲作だが、近年そばどころとして人気がある。見所は手取峡谷・鳥越城跡(ブログ9参照)五十谷大杉などで有るが、道の駅“一揆の里”にある一向一揆資料館も歴史を知る上でお勧め、温泉は“バードハミング鳥越”で温泉プールなどの施設もあり、付近は“名水の里”としても知られる。

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★くつろぎの広場
・ヨーロッパの女性が、日本人男性にしてほしくない会話。
 【第1位】  会社で野球をした話
 【第2位】  会社の話
 【第3位】  野球の話
              
                 (世界の日本人ジョーク集より)
★歳時記
・冬の水、一枝(ひとえ)の影も、欺(あざむ)かず  (中村草田男



☆雪の恵みと霊峰白山の雄姿 (撮影1月16日)
 
☆白山商工会、白山麓賑わい事業打ち合わせと面白いトイレのドア (撮影:1月25日)