かぶら(大根)寿司と加賀料理。 7

年の暮れが近づき寒さが増してくるとと、我が石川県では、かぶら(大根)寿司が盛んに作られる。
冬の保存食として、江戸時代ごろから伝わる、地元の伝統料理である。
寿司と言っても、普通の人が連想する(握ったご飯の上にネタが乗っている)寿司ではない、麹(こうじ)づけしたかぶら(又は大根)の中に、魚が挟んであり、およそ普通の寿司ではない、独特な味と形をしている。(最初は抵抗を感じる人も多い)

これがまた、うまくつけた物はたまらなく美味しい、しかし同じように作るのはとても難しいし、その上味も微妙に変化する。(2〜3日で味も微妙に変わる)
したがって作るたびに味は変わるし、その家独特な作り方や味がある。
私の家の畑にも主に大根寿司用の大根がたくさん植えてある、今日は友人も作るととか聞いたので畑へ行き大根を抜いてきた。
いよいよ私も昨年より始めた、大根(かぶら)寿司を作り始めようか、どんな味のものになるかなあ・・・本格的な雪の振る前に、