朝型人間か、夜型人間がいいのか  118

今日も朝からすっきりしない天気が続く。このところ春は少し足踏みしているようにも見えるが、よく見るとふるさとの町の中にも確実に春はやってきている。近所の庭にも白や、ピンクの花が目立つようになった。晴れた日には鳥の鳴き声も心もち多くなったようでもある。


私は外国語と同じで木や草花のききれいさは分かるが名前となるとまったく弱い。いつも山や森に行くと『あれは○○の木 この花は○○』とすぐ見つける人がいるが、一緒に行っていると、うらやましくてしょうがない。今年はこの事に挑戦し少しぐらいは分かるようにしたい。


ところで、人間には、朝型と夜型ががあるようだがどちらが良くてどんなメリット(利点)があるか自分はどちらがいいかもう一度考えて見るのもいい。ところで我が家はどちらかと言うと、昔から私は朝型、妻は夜型である。


今日はなぜこの事を書くかと言えば、それは最近私は何故かバタバタが続き夜寝るのが遅くなってきている。従ってこのブログもいつ書くかで迷っている。日記だから遅くなってもその日のけじめとしてその日に書く。一定の時間が来ればやめて書かずに寝る。つまらない些細な事ことだが年齢も行ってるし、健康面も気をつけなくてはならないだろう・・・・人間こんなことでも迷ってしまう。


人間生まれた時は同じだがいつの間にかどちらかに傾いてしまうものである。本屋で並んでいる本を見ると、夜型がいいと書いてある本は殆どない。ほぼ朝方が良いようである。昔からも『早起きは三文(約70円位)の得』という言葉のある。確かについこの間もまで人間は朝型であったのである。


夜型人間が登場してきたのは人類の歴史でもごく最近でたかだか100年にもたらず、しかも本格的にはせいぜいが50年くらいである。確かに昔は夜なべなどと言う言葉があって夜も遅くまで働いた事はあったが殆どは夜は早く寝て、朝は早く起きる事が一般的だったようだ。


考えてみよとすぐ分かる。何しろ昔は今のような電気がなかったのである。しかもろうそくや油は高かった。今地震ライフラインのことが話題になっているが。電気・ガス・水道のない生活を思い浮かべたほうが分かりやすい。以前アメリカニューヨークで大停電が続いたときがある。この時する事が無いので人々は早く床に着いた。その結果出生率が急に上がったと言う笑い話見たいな事を思い出してほしい。しかしこれは現実に起きた事である。


昔の人々は明かりがないから日が沈むと誰もが仕事を終え、家でわずかな光の下で家族全員がそろって食事をとり早く寝たのである。次の日は男は野山や川海で食べ物を探し女は家の周りで家事や子供を守ったいたのである。こんな生活を数千年いや数万年も人間は続けて来たのである。


従って今でも男は地理に強く、遠くも物を探すのが得意なのである。一方女は子を守り、身近な事に関心が高く、すぐ近くの物を探すのが得意なのである。私などは家ですぐ近くのものが目につかずいつも妻に叱られてばっかりである。これは男の宿命だ『ほらここにあるでしょ、自分で置いたとこぐらい覚えといてよ。ボケたのと違うやろうね!』


話は少し脱線したが、我々の中にはこんな昔のDNAが潜んでいるようだ。文明の発達と共に町は夜も明るくなり、経済は発展し情報が氾濫している。夜と昼がなくなったしまった現代。便利で住みよいが問題も多くなったきている。果たして今がいいのかふと思うことがある。


地球温暖化や環境破壊出生率の低下などなど山積みである。もし夜に電気がなかったら、そうまでしなくても、みんな早く寝たらエネルギーは少なくなり、地球温暖化は防げるし。労働時間もへる。家族団らんも増え、出生率もあがるかも・・・・・こんなつまらない事を考えしているボケオヤジもいる。結論はでた。明日からは一定の時間が過ぎればすべてやめて寝ることにした。


私も自分のブログでアクセス件数やペイジビューは公開しているが、もう一つたまに見ることがある。それは時間毎のアクセス件数やキーワード分析をしている。何時何件の人が見ているのかである。大きく分けると午前中の朝(朝型)と夕方から深夜(夜型)にかけてが際立っている。深夜2時や3時のアクセスも毎日数件ある。『こんな時間に起きている人もいるのだ。』 とも思う


今日は『朝方人間』と『夜型人間』の事を通じ『文明の発展とひずみ』についてちょっとだけ私の感じていることに触れてみた。 そうそうお笑いタレントの植木等さん』が亡くなった事。又一人好きな人が亡くなったしまた。(私はお笑いタレントが好きである。) 謹んでご冥福を祈ります。