桜情報と忍び寄る春の気配の北陸路  113

isikawanokinsan2007-03-23

『暑さ寒さも彼岸まで』とは昔からよく言ったものである。20日過ぎ位からようやく春らしい感じの日が多くなった。今日も穏やかに晴れた北陸の空であった。


ようやく桜の木のにもピンクの花が少し咲き始め目立ちだした。私の家の庭先にも春の花々が並びだした。近くの畑のあぜにはふきのとうが顔を出している。朝も6時近くには明るくなるし、気づかないが春は確実に忍び寄っている。『もう雪は大丈夫だろう』と今週末には車の冬用タイヤの交換が盛んになるだろう。今日も金沢市内に向う時何件か目についた。私も早く換えなくては・・・・・


夕方ホームセンターの店先でも、小さな植木鉢に咲いていた色とりどりの春の花が目に付き、箱いっぱいに買い込むお客様の姿も目にした。いよいよ春である。梅もいいが桜の開花で日本には一気に春が来る。春は何となく心をうきうきさせられる。やがて新芽が出てくると人は郊外へとでる。特に雪国の春は一段と待ち遠しい


北陸各地に兼六園をはじめとして、たくさんの桜の名所がある。私の住む町にも白山比竎(ひめ)神社の近くに“古宮公園”や県の“樹木公園”等ががある。特に日本でも有数な“樹木公園”には約800種1万5千本の木が植えられ、その内桜だけでも150品種1500本もの木が植えられており、かなり珍しい桜を見ることが出来る。


桜の咲く頃には多くの家族連れや若い人も訪れる。私も昨年は何度も行ったが、桜と言えば最近は育てやすいソメイヨシノが圧倒的に多いが、ここではあらゆる品種があり、咲く時期がそれぞれ違うので寒桜の開花に始まりシーズンの早くから、遅くまで楽しむことが出来る。勉強にもなるので私も楽しみにしている。ちなみにここでは椿140種850本も植えられている。


園内は広く散策が楽しめ、公園の上には日本庭園や中腹には展示館などもある。一度気軽に春を感じる所としてお勧めしたい。(入場は無料、展示館のみ有料)


ついでに足を伸ばすのにはすぐ近くにある“獅子吼高原”に行くのもいい、ここはハングライダーやパラグライダーの基地としてよく知られるが、山の上からは日本海まで一望できすっかり気分爽快になるところでもある。(それぞれは又詳しく紹介します。)


★石川県樹木公園の桜情報のHP http://www.pref.ishikawa.jp/ringyo/about/park.htm


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★くつろぎの広場
・何もせぬ、あいつが一番、意見だし
・打ち合わせ、まとまる頃に、新意見
・改善案、持って行ったら、「君、担当」

                      (平成サラリーマン川柳より抜粋)
★歳時記
・竹林に、社日の雨の、音もなし  古谷実喜夫)




☆街中にも感じられる春の足音、桜の開花 (撮影:3月22日夕)