笑いと健康と人柄について 99

isikawanokinsan2007-03-09

今日は雪も一段落朝からだんだんと天候も回復し、太陽が雲間から顔を覗かせてきた。午前中家で資料を整理していると電話がなり、『どう暇があれば、近くでお茶でも飲まない?』と言う知人からのお誘いの電話であった。(女性でないのが残念)


仕事もちょうど一段落したところだし、天気も良くなったしちょっと出かける事にした。 この辺はあまり気に入った喫茶店は無いので比較的近くにある金沢国際ホテルで待ち合わせた。この友人に会うのは半年振りであった。定年前は時々会ったが最近は何とはなしに疎遠になりつつあった。


この友人、団塊の世代だから私とほぼ同じぐらいで、あと1〜2年で定年退職を向かえる。どうもそれで年金だの健康保険だのを私に教えてほしかったようだが。退職の時は私は会社がいろいろやってくれたので殆ど分からないまま処理が終わった。従って多分友人は拍子抜けしたと思う。


ところでこの友人、何故かしら人を引き付ける物を持っており女性にも好かれるし、私の好きな友人の一人でもある。 どちらかと言えば“ぶ男の部類”でそんなに頭の切れるタイプでもない。しかし何かしら人としての魅力を感じ、話をしていて面白いやつである。 いわゆる飾り気が無く自然体の人間であるからかもしれない。人柄かも知れないが、一つだけ感じるのはよく冗談は言うし、とてもよく笑うやつである。明るい性格と言える。


ところで2月の末だったか地元の新聞に『笑いの力』として記事が乗っていた。内容は日本医大名誉教授の吉野槙一さんの“笑いの研究”の記事で笑いの効用についての具体的な数値が示されていた。私も以前ブログ(28参照)で書いた事があるが、笑いには不思議な力があり、ストレスを解消し、体調の乱れも修復してくれる。「笑う」ことにより体調の乱れがリセットされる。つまり笑いは健康にとってかなり効果があるのである。


具体的に効果についての説明はは割愛するが、この先生リュウマチで苦しむ人たちに落語を聞かせて変化や効果を研究しているのだ。 落語を聞いて心の底から笑うと患者に明らかに効果があったと書いている。メカニズムは『笑い』で体温や血圧、血糖値などを一定値に保とうとするホメオスタンスの機能が正常になるからであるらしい。 とにかくよく笑う人は健康である事がうらずけられたようだ。JA共済(全農)は吉野さんの笑いの効果をわかりやすく説明したビデオを作るらしいが是非私も見てみたいものだ。


つまりは笑いは自分も他人も健康にし、相手にも好かれると言うことになり女性(男性)にももてることになる。スマートで気取ったカッコつけた男より少し崩れた顔の方が親しみがわくことになる。そうかユーモアのセンスを磨けばもてるのか?・・・


『お前は歳だから論外だ!』 とは言わせないぞ。歳がいっても誰でも異性にもてたいと思うものだ。何故か最近は陣内さんのようなお笑いタレントがもてるし、昔から『女は愛嬌、男は度胸とも言う。女性も少しぐらいブス(失礼)でも、にこっと笑顔で明るい感じが相手を疲れさせない(癒される)のかもしれない。 


世は本物の時代、“癒しの時代”だ。少し崩れたのがもてる時代チャンス到来である。肩肘張らず自然流で生きるのがいい。


★笑いの研究のHP http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%91%E3%81%84
★白山の癒しと健康 HP http://hakusan-no-megumi.jp/


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★くつろぎの広場
ジャイアンツ、たまに勝つから、面白い
・敗因は、ないのに何故か、いつも負け
・あのセンセイ、当選しても、タダの人

                    (ぼけせん川柳より抜粋)
★歳時記
・わが旅も、いく夜か寝ねつ、春の夢  (蝶 夢)




☆久しぶりの春の雪に驚く手取川  (撮影:3月9日朝)