加賀の白山と越中の立山について。 91

今日は朝からすばらしい天気。朝の散歩に家を出ると、朝日を浴びた白山が何時もより近くに見えた。 本当にすばらしい景色である。 (山は朝日、夕日を浴びた時は一段ときれいである。)


ところで北陸を代表する山と言えば“白山”と“立山である。両方とも日本三名山であり、古くから霊山としてあがめられて似ているようだが今はかなり違うようだ。加賀の白山(標高2702m)は日本列島の西では一番高く、西にはこれ以上高い山はないし、北アルプス連邦越中立山(3015m)はこれより北には立山以上の高い山はない


私は白山には3〜4回、立山春スキーを含めると十数回登ったのとがある。白山には自然がそのまま残り高山植物や野生の動物の宝庫である。しかし登るには4〜5時間は歩いてしか頂上にはいけない。 一方立山開発が進み頂上付近まで(弥陀ヶ原)はバスやケーブルを使い手軽に行ける雄大自然を簡単に誰でもが満喫できる。特に雲海に沈む夕日のきれいさと周りの雄大はたまらない。何度でも行きたくなる。


どちらも大変に魅力がある山であり、これから春の訪れとともに頂上を目指す人が増えてくる(ただし今年は雪は行くないとは言えおそらく6〜7m位は積雪があると思われる。) それぞれ人により感じ方はさまざまだろうが、出来れば両方に登って見る事をお奨めしたい。


なぜ山に登るのか? 『そこに山があるから?』 私にもよく分からないが、とにかく山に登り、やっと頂上にたどり着いて周りの雄大な景色を見ながら、一息入れるこれがたまらない。(この時飲むビールの味はたまらない) 『ついに来たぞ!』 何となく征服感(充実感)を感じる。 人間社会も同じである。楽すれば征服感はとぼしいし、苦労して目的を達した時は他人がどう思おうが自分ひとりの満足感(充実感)が味わえる。 
 

『世の中実によく出来ているなあー』と思うことがある。 楽すればそれだけつけが後から来るのである。 よく他人と比較して不幸だと思い込む人がいるが、他人と比較するから不幸に感じてしまうのである。 人それぞれに生まれた時から環境も違い性格も違う。 人はそれぞれに良いところ悪いところを持っている。立山と白山と同じである。 他人と比較することなく、日々の小さな目標でもよいそれに向かって努力するべきではないだろうか?・・・


※後日写真・追加記事書きます。