姿を見せたスポーツ石川の殿堂 90

isikawanokinsan2007-02-28

今日は朝から曇り空で寒かった。午前中に金沢市内の病院に用事があり出かけた。国道8号線を富山方面に向かい、北陸自動車道金沢西インターと合流する松島北交差点を海の方に左折すると、すぐ右前方に森に囲まれた一帯にナイターの照明塔が幾つか見える。 ここが“金沢西部緑地公園と言って、県立野球場・県陸上競技場それに産業展示館等がある所である。


この一帯は金沢の郊外で西南部に位置し海にも近い、以前私はここにある県立野球場で草野球の早朝試合をした事がある。(ただし私は野球はあまり得意ではない)高校野球地区予選の準決勝もよく見に行った。その中には今もプロ野球で活躍している選手も何人かいる。それに平成3年に2回目の石川国体が県陸上競技場に開かれた時も見に行った。県産業展示館(1〜4号館)には会社のイベントをよくやったなつかしい記憶がある所である。


ここを通り過ぎると、すぐに右手前方に荒々しいむき出しの鉄骨と大きなクレーンが見えてくる。何だか大きな恐竜の骨格か未来の建物を見ているような感じだ。周りは広いので作業をしている人がとても小さく見える。 『だいぶん出来てきたな』 ここは現在建築中の“石川県立体育館”だ(スポーツアリーナで愛称は忘れてしまったが・・・) 現在の県立体育館は金沢城“玉泉院丸跡”(2代藩主前田利長夫人で父は織田信長。が住んだ館跡)に建っているが、ここが老朽化したため新しく建て替えているのである。来年(平成20年)完成と聞いているが、今年は雪も無く工事は急ピッチで進んでいるようだ。骨格を見ると、なるほどかなり規模は大きい


石川県のスポーツ選手といえば、まず現在ヤンキースで活躍している日本のスーパースター能美市(根上)出身の松井秀喜があげられる。(ブログ39参照) その他野球では元中日の小松辰夫選手をはじめたくさんのスターが生まれた。 相撲では優勝14回、七尾市出身の横綱輪島大士(ひろし)関がよく知られる。 しかし今は記憶が薄れたが、私には輪島市出身の水泳の山中毅(つよし)さんが思い出される。


メルボルン(昭和31年)・ローマ(昭和35年)・東京(昭和39年)三大会連続でオリンピックに出場し、中長距離で2個の銀メダル獲得した。当時はグリーン(アメリカ?)・ローズ(オーストラリア?)・山中(日本)世界の三強と呼ばれ優勝候補として日本中から騒がれた。当時学生だった私は白黒TVやラジオにかじりつき、胸をどきどきしながら必死で応援していた記憶がある。 メダルを取り日の丸があがった時はさすがに感動した。 (ただし今のように衛星中継がないから映像はかなり遅れてみた。)


どんなスポーツもそうだが、結果がどう展開するかわからない筋書きのない“感動のドラマ”が展開されるからスポーツは見るだけでも面白い。 私の知り合いでかなりのお歳寄りだが、毎週早朝野球行くのが楽しいにしている人がいる。野球の話をする時はまるで少年のように生き生きと試合結果を話す。他府県に遠征にも行くらしい。 下手でも上手でも体を動かし仲間と楽しめるのは何より幸せであろう・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★くつろぎの広場

・バレーボール!バレーボール! みんなで応援『日本!チャチャチャ!』キラリと光る、選手の汗に感動・・・がんばれ〜    って言うじゃな〜い?でも、

一番汗かいてるのはバボちゃん人形の中の人ですから!< 〈残念!〉


・俺は清原和博ジャイアンツ(今、オリックス)の清原や! 俺が出れば相手はビビる。 だって俺は番長や!   って言うじゃな〜い? 
でもあんた、あんまり試合に出てないんで裏番長になっていますから! 〈残念!〉
                  (ギター侍の書 波田陽区より)


★歳時記
・束の間の、かげろふ立てば、二月尽  (森 澄雄)




☆建設中の石川スポーツアリーナ(県体育館新築工事)  (撮影:2月28日)

☆石川県立陸上競技場と産業展示館   (撮影:1月31日)

☆松井選手が高校時代活躍した石川県立野球場  (撮影:1月31日)