白山麓瀬女(せな)温泉かんぽの郷のくつろぎ。 74

isikawanokinsan2007-02-12

朝から晴れたり曇ったりで、時々小雨も降る変な天気であった。今日は、三連休の最終日、夕方、友人と温泉でも行くことなった。『どこでもいいや』と言う事で、とにかく二台の車で山麓にで向かった。 いつの間にかどんどん山奥の方に行った。


しばらく走るとスキー帰りの対向車がどんどん増えてきた。丁度滑り終わって家路につく車の列だ。 しばらくして着いた所が“道の駅瀬女”(せな)の前に数年前出来た“かんぽの郷白山尾口”であった。 ここは新しいだけあって、コテージや・テニスコート、オートキャンプ場も完備し、すぐ目の前には“白山瀬女高原スキー場”があり、夏も冬も楽しめる所である。 勿論、温泉露天風呂レジャープールもある。


中に入ると子供連れのファミリーが多い、家族で最後の休みを楽しんでいるようである。2階に有る風呂に行った。ここでも小学生くらいの子供が多く、“露天風呂”もあった。そこからは遠くの山並みがとてもきれいに見えた。山の重なるその山すそから雲がたなびいている。とてもゆったりとして気持ちが良かった。

この辺りは昔、“瀬戸野”と呼ぶところで白山国立公園”の入り口にあたり、手取川の川原は夏になると数万匹の源氏・平家ほたるが乱舞する名所になっている。またすぐ近くの神社には“瀬戸の泣きイチョウと呼ばれる樹齢500年以上の大イチョウがあり、昔はこの樹の上に天狗がすみ、夜になると大きな声で泣いたと民話で伝えられている。
(木の葉と木の葉がすれる音であろうと言われている。)


この地区には多くの民話が伝えれれおり、昔の子供達は親からよく聞かされたらしい。 風呂の中で子供同士や中むつまじい親子が話している事を聞くと、ゲームの話しやTVの話ばかり、親が自分の知っていることを直接子供に教えている事は少ない。 子供の機嫌を取っているようにも思えた。 風呂の中で突然、かなりの年配の老人、『危ないからそんな事はやめろ!』と子供達を怒鳴りつけた。 まだ“雷オヤジ”が残っていた。 冬の山の日はあっという間に暮れ、辺りが暗くなった。村に灯る街燈がなぜかさみしく濡れた歩道を照らしていた。


☆温泉と健康HP  http://hakusan-no-megumi.jp/hotspring/index.php
☆かんぽの郷白山尾口のHP http://www.jalogu.jp/

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★くつろぎの広場
【ふるさとクイズ】
1.兼六園の雪吊りが始まる時期はいつ?
 ①11月1日  ②11月の第1土曜  ③立冬(11/7頃)  ③小雪(11/22頃)

2.毎年2月に金沢をはじめ県内各地に開かれる食の祭典は?
 ①ファイブタウンズフェスタ ②まいもんまつり ③フードピア金沢 ④いも煮会            
                     (第1回金沢検定より)         
(※答えはページの最後)

★歳時記
・春めきて、ものの果てなる、空の色  (飯田蛇笏)



☆瀬女高原スキー場を望む (撮影:2月12日)

☆早春の山にかかる霞 (撮影:2月12日)

☆露天風呂の湯けむりの中から遠くの山を望む (撮影:2月12日)

※クイズ答え:1.①  2.③