2007年、新しい年の本格始動。 40

isikawanokinsan2007-01-09

我が家のおせち料理もやっとなくなった。(“二人と一匹”だとなかなかなくならない) 連休も終わりいよいよ新しい年の始動が始まった。
早朝はわずかに雪はちらついたが、次第に空は晴れて遠くの山々も、澄み渡った空に次第にはっきりと見えてきた。北陸の天気としては風は少し冷たいが穏やかだ。

今日から私も始動だ。午前中、取引先のあいさつ回りに、金沢の市内中心部へと出掛けた。金沢のビジネス街、南町界隈は黒のスーツを着たビジネスマンが足早に歩いている。意外と年配の人も多い、穏やかな天候のせいかコートを脱いでいる人も多い。
きっと会社関係のあいさつ回りだろう。 明らかに町の様子は昨日までとは変わっていた

午後からは学生服の集団も増えてきたし、若い人も目立ってきた。
しばらく歩くと向こうから鮮やかな着物(振袖)を着た若い二人の女性が歩いてきた。殺風景なコンクリートのビルの塊りと黒い服の中ではひときは目立つ。スタイルもそろってなかなかのもの・・・・(目の保養にはいい、これだからオヤジは嫌われる。)
昨日は成人式だったが?・・・・どうもどこかの会社のパーティーか何かに出席するらしく、年配の男性(おっさん)が一緒。残念!
いいなあーと思いながら、ふと荒れる成人式の報道を思い出した。


今年も又全国で成人式を迎えた若者が騒いでトラブルを起こしたらしい。
けしからん!  しかし考えてみると、ほとんどがお酒を飲みすぎて迷惑をかけたやつらばかり。 若さの発散(ストレスの発散)がお酒で度を過ぎたケースばかりである。今の若者はせいぜいそんな時しかエネルギーを爆発出来ないように思う。だから酔いが醒めると、急にしおらしく謝る姿が報道される。
まもなく定年を迎える団塊の世代のような、当時、学生運動などで見せたあのエネルギーは持ってない、甘やかされた世代だ。
実際、私の知ってる若者は本当にまじめで、おとなしく良いやつが多いし、大半はそうだと思う。報道も一部のトラブルを起こした若者をことさら何度も放送し、さも大問題かのように伝える。 これに大人も過剰反応する。 もっと冷静に見ようではないか・・・・


そう言えば私も若いときは、酒を飲みすぎ失敗した経験は多い、幸いにも大きなトラブルなど起こしたことがないが、“お酒”(アルコール)はやはり怖いし、人間が変わってしまう。大人だってこれで失敗する人は多い。 飲んだときコントロールする方法や、周りが上手に注意してやる事(しつけ)も必要で有るのではないか・・・  今、盛んに言われている“飲酒運転”と同じだと思う。〈お酒は楽しく、ある意味良い潤滑油ではあるがいが、人間をかえ、凶器にもなりうる。〉

あくまで私の個人的な意見だが、日々の報道に迷わされず、もっと冷静に今の世の中(若者)を見る必要があると思う。


夕方にかけ、久しぶりに“白山郷体育館”に出掛け、筋トレ(中高年自主トレ)お正月飲みすぎて運動不足の身体にはこたえたが、終わった後は気持ちが良かった

夜は又雪が積もる山里“バードハミング鳥越”で、“白山麓の地域振興活性化事業”の打ち合わせ(後日詳しく書きます)に出席し遅くなった。いよいよ私も今年の始動

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★くつろぎの広場

・うそばれた、場合のうそを、考える
・むり言うな、母さんわたしは、あんたの子
・おとうさん、やさしく呼んで、ごみわたす

                    (万能川柳より抜粋)
★歳時記
・冬の夜を、いつも灯ともす、小窓かな  高浜虚子





☆金沢のビジネス街南町界隈と歩道に咲く葉牡丹 (撮影:1月9日昼)