クリスマスイブに思う、日本人と暮らし 24

isikawanokinsan2006-12-24

今日はクリスマスイブmas前夜祭キリストの意、mas祭日の意キリストの降誕祭。もと太陽の新生を祝う『冬至の祭』キリスト教化されたもの。ギリシア正教徒では1月6日『聖誕祭』と辞書では書いてある。
この時期、各家庭にはどこからかカレンダーが届く。良くみると面白い
来年は西暦2007年これはキリスト誕生紀元)から数えているし、平成19年これは日本の神道から始まっている。そして大安だの仏滅は仏教から来ている。普段気づかないが何の気なしに使っている我ら日本人、宗教心が薄いと言われているが
せめて家庭を持つサラリーマンは、今日はぐらいは家庭サービスに努めよう。
又、若者日本経済活性化の為にも、気の合った仲間と大いに騒ぎ(ただし他人に迷惑かけない範囲で)楽しもうではないか。
今日は金沢の繁華街香林坊や若者の町竪町)は、にわか仕立てサンタクロースが繰り出し、若いカップルできっと賑わってだろう・・・・
ちなみに数年前、機会があってドイツのミュンヘン行った。落ち着いた歴史有る町だった。石畳の道路のオープンテラスで、普段は朝から陽気に楽しそうにビールを傾けながら、しゃべり騒いでいるドイツの人たち。しかし日曜日には街は一変して静まりかえり、家族で出掛ける姿が目に付く、何処へ行くのか遠くから眺めていたが、その先は教会だった。日曜日はキリスト教安息日ミュンヘンの有名百貨店はじめどの店も閉まっている。わずかに空港の店だけが開いていた。何とかお土産を買った事を思い出した。日本では考え及ばない
宗教がこれほど文化と深く関わっている事を。逆に、われわれ日本人だって西洋人から見るとよろずの神を信じるのが不思議に思うことがあるのかも・・・・・

冬晴れの北陸。私は、この天気はもったいないので、午後から庭の木の整理(垣根の山茶花の赤い花が満開)や、まだ大根が多数残る(今年は豊作だ)畑の草むしり、雪に備えての土かぶせなどを急いだ。
湿った土は思った以上に冷たい、川の水も手を入れていると、しびれてくる。やはり冬を感じる。そう言えば日中は暖かいが、朝方は今年の最低気温だったとか。

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★歳時記
・裏町の、泥かがやけり、クリスマス  (桂 信子)


☆夜の金沢竪町通り  (撮影:12月12日)

☆冷たく流れる冬のふるさとの用水