冬の石川を旅するには、これがおすすめ! 18

isikawanokinsan2006-12-18

家に帰ると、関西に住む友人より何十年ぶりの懐かしい便り(メール)。
そう言えばもう年賀状を書く頃だ。
私の喪中のはがき(昨年は父94歳、今年は母が93歳で他界)を受け取った事や、元気でいることなどが書いてあった。そして最後に、正月石川県に旅行に行こうと思っているが、「どこか良い所がないか?」と書いてあった。
う〜んむずかしい?・・・
友人のために私なりに思うことを書きます。
最近は昔と旅の仕方が少し違ってきていると思う。1〜2日でその地方を全部見るなんてとても無理,ポイントを絞ることである。(何度でも訪れるつもりがいい)
まず自分がどんな事(所)に関心があるか、はっきりさせることである。(たとえば古い町並みを訪ねるとか、歴史・文化に触れる、あるいは自然や温泉、さらには体験などなど・・・)
☆石川の旅のポイント!
次は場所、石川県と言っても広い福井県境の大聖寺から奥能登珠洲まで約200キロはある。)観光だけとれば、大きく五つに分けられる。
南加賀温泉と北前船の文化など)・山麓白山の自然と歴史、山里の文化など)・金沢近郊百万石の文化と隠れた歴史など)・能登海と魚と温泉など)・能登海岸の自然美と村の生活など)もっともっと有る。
そして旅に出るための準備であろう。交通は車?電車?・・車であれば道の駅等を調べておくと便利、(私はよく使う、その土地の珍しい特産品が並び、取れたての地物がとても安い)もちろんタイヤチェーンは忘れてはいけないし晴れてても雨具(傘やカッパ)は必ずいる。靴も出来れば長めの物がいい(最近の道路は融雪装置がかなりあるが、水に濡れる事もある。)
宿は思い切りリッチにするのであれば、情緒ある地元の老舗旅館(ホテル)が良い、安くつけるなら格安ホテルか公共施設・民宿などがいい、地元の観光ボランティアガイド石川県には28団体ほぼ全域にある。)などを利用すると、いろんな発見があるし面白い。(ただし無料・有料もあるし、予約や人数制限等もまちまちでなので、地区の観光情報センター等を通じ、事前に調べ予約ておくと良い)
現地に着いて駅などに在る観光案内で聞き確認する事、(無料の地図やパンフレットも多い)多くをさっと見るならば、市内循環観光バス等(金沢はふらっとバス等いろいろ有り数も多い)を利用する方が、手っ取り早く安い。私のおすすめは、出来るだけ現地を自分の足で歩いてみることです。(特に金沢などは裏通りが面白い
道に迷ったり、解らなければ老舗の店を見つけ聞くことだと思う。よく知っているし、田舎の人はどこでも一般に親切といえる。(間違っても可愛と思って若い女性に聞かないこと、そりゃお前だろう・・・)
料理は口に合うかは別にして郷土料理(最近は薬善料理などの健康食も人気)を食べてみること、昨日も書いたが、北陸は何と言っても“米と魚”がうまい!
いろいろ書くことがあるが、少しでも参考に石川の旅を楽しんでください
山川や海の自然あり、温泉あり、料理あり、昔の町並みあり、歴史・文化・伝統工芸あり、冬のスポーツも出来る。我がふるさとの冬、奥さんと楽しんでください。


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★歳時記
・なき母を、知る人来たり、12月  (長谷川かな女)



☆神社参道の老杉(撮影:12月16日昼)

卯辰山公園から見る夜の金沢(撮影:12月18日夜)