椿花咲く、野々市(ののいち)の朝の散歩道。 13

isikawanokinsan2006-12-13

関西に住んでいた頃から、かれこれ5年以上も朝の散歩を続けている。(特に歳を重ねると、不思議と朝早く目が覚める。
今朝も霊峰白山が見える田んぼ道を、野々市の方へ向けて歩いた。用水富樫用水)沿いの遊歩道をしばらく歩くと、水に羽を休める鳥たちに出会うの事は良くわからないが、いろいろ出会える
今日は、カルガモの群れとしらさぎに出会った。「冷たくないのなあー」と、思いな
カメラを向けた。
たちを、いつも観察しているととても面白い、だいたいカルガモペアでいる事が圧倒的に多い、たまに相手がいないのか、一羽でいるのも居れば又三羽でいる時もある。この時は、三角関係かとついそんな目で眺めてしまう。(私もまだミイハアだ・・・)カルガモ子供が生まれると、みんながの後についてヨチヨチ、とても
ほほえまし、なんだかほっとする時だ。(それに比べ人間社会は、このところどうなってしまったのか・・・・)
この遊歩道は、金沢方面に向けてかなり長く、よく散歩する人と会う、『おはようございます。』
知らない人と出会えば、ほとんどの人は挨拶する。都会では少なかったような気がした。遊歩道の続く野々市町は、昔田んぼが多かったが、金沢工業大学が出来てから一変し、やがて5万人の市になろうする学生の町町花の椿(つばき)がととても多い、私の朝の散歩道も、ところどころに真っ赤な花がきれいに咲いている。
やがて来る冬、真っ白に雪をかぶった椿は、山茶花とともに一段と鮮やかだ、古里は何でもがになる。
そう思いつつ歩いていると、朝晴れていた空の雲行きが、突然おかしくなって来た、早く帰ろう・・・足を早めた。
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★一口メモ
野々市町手取川扇状地の北東隅に位置し、北と東は金沢市、西は旧松任、南は旧鶴来(いずれも現白山市)に隣接している。町の歴史は古く、縄文時代から人々が住みついた。(御経塚遺跡)1488年国司富樫政親一向一揆に滅ぼされるまで、中世の加賀文化の中心地として栄えた。現在は学生も多く、金沢の衛星都市として発展し続けている。
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歳時記
・仲冬の、水豊かなる、池日ざし、(志田素琴)

☆朝の用水に羽を休める鳥たち(撮影:12月13日朝)