穏やかに晴れた北陸の冬空。 11

isikawanokinsan2006-12-11

朝から霊峰白山が、手の届くように近くに眺められる。
北陸の冬には、珍しい穏やかな暖かい日である。近所の猫も、庭先で目を細め、いかにも気持ちよさそうに寝転んでいる。
この時期になると「今年は雪が、多いがかねぇー、たいしたこと無いやろがいね、○○の巣が去年より、低いがやと、そりゃありがたいこっちゃ、雪少ないと助かるがいねぇ、ほやほや、ところであんたさん、息災やったんがけ・・・・・」こんな会話が挨拶代わりに、よく聞かれる。
確かに今年は、今のところ雪らしい雪はまったく降らない今日も暖かい、朝、仕事に出掛ける前に、我が家の大根の収穫、まだまだはたくさんの大根が残っている。
へ出ると、空気がきれいなせいか、今日は白山が一段と雄雄しくきれいに見える。
晴れた日は、とても気持ちがよい、
夜は又、仕事の帰り道、金沢駅周辺はひときはにぎやかであった。新幹線の開通(平成14年度末予定)が決まり、新しいホテルや商業施設の建設ラッシュ、夜を徹しての音が聞こえる。
その中で駅東口の鼓門(つづみもん)が、闇に浮かび一段と、きれいなのが目に付いた。

★草山の、重なり合へる、小春かな、 (夏目漱石


☆冬の白山の雄姿(撮影:12月11日)

☆夜の金沢駅東口の鼓門(撮影:12月11日夜)