金さん72歳(年男)の冬 雪と車社会

寒波もようやく一服、
昨日は久しぶりの青空、太陽もふりそそぎ一面真っ白で
景色は最高だった。

本当に気持ちの良く心も弾んだ、
朝からご近所みんながスコップやスノーダンプなどを手に
外に出て、除雪サンデーとなった。

勿論我が家も、明るくなると同時に玄関先から、駐車場など周辺を除雪
今日も朝から青空がのぞいたが、道路はカチカチに凍っている。

最近吹雪などで運動不足気味なので、家の周辺を歩いてみた。
幹線道路は除雪が進み車はスイスイ走っている。
しかしすぐ脇の道路はガタガタで狭く軽四輪車は大きく揺れながらノロノロと走っている。

滑って転ばないよう気をつけながら歩き始めたのは良いが、人の歩くところがない
歩道は除雪した雪でいっぱいで歩けない、交差点も雪で渡れない・・・
「日本はやっぱり車優先社会だ!ヨーロッパとは違う」 とひとり文句を言いながら
車道の端をトボトボと歩いた。

歩いて始めて分かって、雪道は絶対に歩行者は右側通行で道路の端を歩くことだ
前からくる車を見ながら狭いところでは足を止めて車を避ける事だ。
子供でも知ってる日本での右側歩行、その大切さを改めて知ることとなった。

72歳の誕生日を機会に車社会から、自分の足で出来るだけ歩くようにしようと
心を決めた。  歩け歩け健康とエコな暮らしの為にも・・・
今日も霊峰白山が遠くの雲間にちらっと見えた。